愛知県指定天然記念物
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自生保護地一般公開

   ナガバノイシモチソウはモウセンゴケ科に属す食虫植物です。熱帯から暖帯域の湿地に分布し、台湾以南では多年草
   ですが、日本産の物は1年草で日本固有の新種だそうです。 特に紅系の花はこの豊明のナガバノイシモチソウのみで
   他は全て白花です。 愛知県武豊町の壱町田湿原に日本固有の白花のナガバノイシモチソウが自生しており、愛知県
   では紅白の両方の花を見る事ができます。豊明のナガバノイシモチソウの自生保護地は豊明市沓掛町にあり、夏の開
   花時期には、年に一度一般公開が行なわれます。
(詳しくは豊明市役所HP)


地元の豊明高校生が紙芝居でナガバノイシモチソウを説明していました。


  フェンスに囲まれた豊明のナガバノイシモチソウ絶滅危惧T類の自生保護地の広さは
  約244平方メートルです。他にシラタマホシクサ、サギソウ、ゴマクサの絶滅危惧U類や
  トウカイコモウセンゴケ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサの食虫植物やコケオトギリ、
  ヒナノカンザシ、アイナエ、ヌマトラノオなど希少植物が生育しています。